手汗(原発性手掌多汗症)のつけ薬(アポハイドローション20%)が発売され、クリニックでも6月1日から取り扱うことにしました。
これまでは、保険適応になっている、脇の多汗症に対するつけ薬はありましたが、手汗にたいするつけ薬はありませんでした。
使用対象は、12歳以上の方で、手のひらの多汗のために、日常生活に支障がある方です
作用機序として、汗を出す細胞(エックリン汗腺)にアセチルコリンという物質が付くことによりエックリン汗腺から汗が出ますが、このつけ薬は、アセチルコリンがエックリン汗腺につくのを妨げ、その結果汗が出なくなります。。
1日1回就寝前に両手掌(手のひら)全体につけます。
手汗で悩んでおられる方は、診察をうけて、一度お試しください